転職 How to
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2024.02.19

再就職を目指すママへ!仕事探しがうまくいくヒントとコツをご紹介

再就職を目指すママへ!仕事探しがうまくいくヒントとコツをご紹介

これから仕事探しをする未就学児子育て中のママやプレママ向けシリーズ第二弾。 「まだ子どもが小さいけど、働きたい。どんな職場を選ぶべき?」「具体的にどんな風に就活を進めていくべき?」などママが就活を進めていくうえで押さえておきたいポイントや仕事探しの流れとコツ、ウイルテックがママにオススメしたい求人などをご紹介します。

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これから仕事探しをする未就学児ママやプレママ向けシリーズ第一弾働いてないと入園できない?仕事探しと保育園入園を成功させるには

目次

ママの就活はやることが盛りだくさん

ママが再び就職をするということは、家族全員の生活が大きく変わります。子どもがいないときであれば自分の就職先探しだけに力を注げばよかったものが、子どもの預け先問題や家事のバランス調整、家族との協力体制づくりなど、準備しないといけないことが盛りだくさんです。そんな中で、スムーズに、かつ家族みんなが安心して暮らしていける仕事を手に入れるために、どのように就活を進めていくのが良いのでしょうか。

まずママが考えておくこと

・自己分析
・自分がやりたいこと
・働き方の理想の具体化

自己分析

ママでなくても新たな仕事を探していくときに大切なのは、自己分析。自分のことについて知っておくことが大事です。

自分がやりたいこと

自己分析をした上で、職業としてどんなことをしたいのか考えてみましょう。

自己分析や自分に合った仕事選びについての考え方は、【転職】自分に合った仕事の探し方をご紹介|簡単3ステップ!にも詳しく記載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

働き方の理想の具体化

働き方の理想は、個人や家庭の価値観やライフステージによって大きく変わります。ガッツリ仕事に打ち込みたいのか、お子さん優先で働いていきたいのか、考えをまとめましょう。

ママ再就職 パパ子どもの送迎

ママが仕事をはじめると、家族みんなの暮らしが変わります。家族全員が無理することなく平和に暮らせるように、みんなの心の準備をスタートしましょう。

パパとの調整が必要なこと

特に一緒に家庭を運営していくパパには、ママが働くことで今まで通りではなくなることをよく認識しておいてもらわないといけません。特に意識してもらいたいポイントをまとめました。

働き方の理想のすり合わせ

先に自身の中で具体化した働き方の理想を、パパともすり合わせる必要があります。また、ママの再就職をきっかけにパパの働き方の変容も必要かもしれません。仕事にかける割合などについて夫婦間で方向性をまとめましょう。

送迎の分担

毎日の送迎の分担について考えましょう。どちらか一方が担当するのか、分担するのか、何らかの理由で片方が送迎できないときにはどうするのかなど考えておきましょう。

子どもの体調不良や行事などの欠勤、遅早退などの対応分担

初めての環境に身を置くことになるお子さんは、たくさんのウイルスや菌を貰って帰ってきます。入園後の最初の1年間は欠勤や遅刻、早退は多いと心構えしておきましょう。また、行事や検診、予防接種などで平日に予定が入ることもあります。こういった対応をどのように分担できるかもあらかじめすり合わせましょう。

家事の分担

専業主婦のときには、家事の割合の多くをママが占めていたかもしれませんが、働き始めるとそうはいかなくなります。そのことをパパによく理解してもらわないといけません。食事づくり、洗濯、掃除、買い物など具体的にどんなことをいつどのように誰がやるのか、この機に決めておきましょう。

休日の過ごし方

共働きになると勤務日には手が回らない家事を休日に行う、病院に行くなど、時間の使い方も変わってきます。残りの休日をエンジョイするためにも、休みの日の過ごし方についてパパと一緒にイメージしておきましょう。

親族の協力支援について確認する

おじいちゃんやおばあちゃんを始めとした親族に、主に子どもにまつわることでどのくらい協力してもらえるのか、確認しておくと安心です。遠方や死別などのさまざまな事情で助けを求められない場合もあるかもしれませんが、同居や近居で力を貸してもらえる場合などは大変心強い味方になるはずです。

就職後もママとパパでよく話そう

ここまで固めていても、実際に共働き生活が始まったときに気が付くことや困ること、できないことなど出てきますし、お子さんの成長やママを取り巻く状況はどんどん変わります。
決めたことだからとムリせず臨機応変に、都度夫婦で話し合って対処法や解決策を見つけていきましょう。いつでも話し合えるようにしておくのが大切です。

子どもの預け先を考える

ママ再就職 保育園で遊ぶ子どもたち

働いている間のお子さんの居場所となる預け先をどうするか。お子さんの年齢や特徴、ご家庭の教育方針などで理想は変わってくると思います。

フルタイムの正社員や週4~5日働きたいと考えている方の場合、多くが保育園の活用を考えると思います。再就職を考えるママが保育園入園に向けて知っておきたい情報については第一弾「働いてないと入園できない?仕事探しと保育園入園を成功させるには」を参考にしてみて下さい。

週2~3日くらいのペースや短時間の勤務を考えているのであれば、幼稚園やベビーシッター、ファミリーサポート、親族に預かってもらうなどの方法も視野に入れて検討してみても良いかもしれません。

就活自体の流れと状況ごとのポイント

ママ再就職 履歴書作成

続いて、就活の進め方のイメージとともにそれぞれの状況で気を付けたいポイントについて説明します。

ママ就活の流れ

自己分析や働き方の理想固め、家族の調整ができたら、実際の就活に進んでいきましょう。大まかな流れは下記のとおりです。

マザーズハローワークや転職サイト・エージェントへの登録

インターネットでの仕事検索が便利です。最近だとママ向け・女性向け求人に特化した転職サイトや転職エージェントサービスも複数ありますので、色々登録して使いやすいものを見つけてみてください。
また、子育て中のママ向けに「マザーズハローワーク」というものがありますので、活用してみるのもオススメです。ハローワークとは、正式名称「公共職業安定所(職安)」の愛称で、求職者向けの就職支援を行う厚生労働省管轄機関ですが、マザーズハローワークの場合、一般の機能に付け加え、子育てと両立しやすい求人情報や子育て支援の情報など、ママ向けの就職支援に特化しています。キッズコーナーや授乳室、おむつ交換のできる環境が整っているのでお子さん連れでも通いやすい環境になっています。

希望条件での検索

転職サイトやマザーズハローワークに登録出来たら、条件面を入れて検索しましょう。ここでもこちらを参考にしてみてください。
参考リンク「【転職】自分に合った仕事の探し方をご紹介|簡単3ステップ!

求人エントリー

気になる求人が見つかったら、エントリーしていきましょう。エントリーした後は書類選考や面接などのステップに進んでしまうので、現実的に対応できる数に絞って少しずつ進めていくのが無難でしょう。

就活用スーツや衣服の準備

日々忙しくて忘れがちなのが、面接に進んだときのために衣服の用意です。産後体型が変わることもありますので、直前に慌てなくて済むようにしたいですね。
参考リンク「面接で好印象が残せる服装や髪型|女性と男性別に紹介!

履歴書・職務経歴書の作成

エントリーの後は、履歴書と職務経歴書の作成を進めましょう。何枚も必要になるものですので、PCで作成してしまうのが圧倒的にラクです。
参考リンク「ウイルタスのカンタン履歴書作成ツールで履歴書の書き方(基本編)
     「正しく作成できる!履歴書の学歴計算ツール(西暦和暦対応早見表)

面接日程の調整

面接に進めることが決まったら、日程の調整に進みます。お子さんの預け先などの都合もあるかと思いますので、段取り良く調整しましょう。

面接

久々の面接で緊張すると思いますが、リラックスしてお話してくださいね。
参考リンク「面接の流れ!|会場入り~退室までを細かく解説!

内定

ここまでお疲れ様でした!希望の1社から内定を貰えた方も、晴れて複数社から内定が出た方も、内定承諾する前に一度家族とよく話合ってくださいね。みんなが安心して暮らしていける条件の職場を選びましょう。

状況ごとに気を付けたいポイント

就活の大まかな流れがわかったら、次は状況ごとに気を付けたいポイントについても見ていきましょう。

保育園内定している方

すでに保育園への入園が決まっている、もしくはすでに通い始めている方の場合、注意したいのが、自治体が取り決めている就業開始期限までに仕事を始めるということです。
だいたい2~3ヶ月くらいの期限が設けられていることが多く、就労実績がないまま過ぎてしまうと退園扱いとなってしまいます。2~3ヶ月という限られた期間で確実に就職先を決定するため段取りよく就活を進めましょう。

保育園未内定の方

保育園が決まっておらず、就活優先で動く場合には、選考時のお子さんの預け先問題や準備の間のお子さんのお世話など、身一つで動けないので何かと大変です。
また、選考段階で保育園などの預け先が決まっていないと、いつから働けるのか、何時から何時まで働けるかなども不確かなため、選考が難航することや、場合によっては選考保留といったケースも予想されます。企業側の懸念する内容を見越し、内定が決まり次第、保育要件の問われない無認可園(認可外保育施設)やベビーシッターを利用できる状態にしておくなどの準備も進めておきましょう。

参考リンク「働いてないと入園できない?仕事探しと保育園入園を成功させるには

慣らし保育期間

保育園や幼稚園など、お子さんが新しい環境に慣れるまで、慣らし保育期間というものがあります。怖い話ですが、特に通い始めの1週間~1ヶ月の間、新しい環境のストレスなどが原因で乳幼児突然死症候群(SIDS)を引き起こす可能性が高いと最近の研究から分かっており、そういったリスク軽減のためにも大切な期間とされています。

月齢や年齢、お子さんの様子にもよりますが、最初は1時間程度から始まり、1~2週間から1ヶ月程度かけて保育時間を延ばし環境に慣らしていきます。
この期間中は、思いのほかすぐにお迎え時間になると考えておきましょう。
入園直後から就活をスタートしたい方や、入社後に入園する方は、この慣らし保育期間中どうするのかも含め、調整をする必要があります。

保育園以外の託児先

ママ再就職 ベビーシッター

就業中に活用できる託児施設や制度には、保育園以外にもこのようなものがあります。
多くの方が保育園の利用を検討するかと思いますが、その他手段を知っておくことも安心材料になりますので、ぜひご確認ください。

幼稚園

保育園が厚生労働省所管の児童福祉施設であるのに対し、幼稚園は文部科学省所管の学校教育施設であり、保護者の就労中の利用を目的としているわけでなく、教育や学習の場として設けられています。
通常、昼過ぎには降園時間となりますので、仕事の都合で降園時間に間に合わない場合には、延長保育などの利用を検討する必要があります。最近では、通常保育の後に園で習い事をすることができるようなところもあるようです。
また保育園とは異なり、満3歳からの利用が一般的です。

認定こども園

教育と保育を一緒に行う施設で、保育園と幼稚園の機能を併せ持った施設のことです。保育の必要がある子どもとそれ以外の子どもを含め、就学前の幼児教育と保育を行います。また、地域の子育て支援の機能も担い、育児相談や親子教室などの開催も機能として求められています。

ベビーシッター

ベビーシッター事業を運営する会社から所属ベビーシッターが派遣されるパターンと、個人事業主としてベビーシッターをしている方とマッチングサイトなどで直接やり取りし依頼するパターンとあります。
いずれも保育の場所は自宅で、各家庭の教育方針に基づき保育を行います。価格はそれぞれ異なります。
残念ながら悪質な事業者もいるようなので、本来ベビーシッター事業に資格は必ずしも必要ではありませんが、保育士登録資格や認定ベビーシッター資格などを所持しているか、事前に確かめてからの利用が安心です。とても便利なサービスですが、安全に利用するためにも、厚生労働省サイトにまとめられている確認事項についてぜひ目を通してみてください。

ファミリーサポート

ファミリーサポート(通称ファミサポ)と呼ばれますが、正式にはファミリー・サポート・センター事業といいます。
国や自治体から委託等を受けた団体が仲介し、子育て援助をしてほしい会員(依頼会員)と子育て援助をしたい会員(提供会員)がお互いに子どもを預けたり預かったりする制度で、お子さんの送迎や一時預かりなど、いざという時に重宝されています。
費用はベビーシッターに比べると安価で、営利目的ではなくボランティア的要素が強いのが特徴です。依頼側・提供側の両方で登録することも可能です。
お互いの相性を見てからの利用が可能であり、提供会員は自治体や管理団体実施の講習を受けてからサポーターとなっているのも安心できるポイントでしょう。
しかしながら、多くの自治体で、提供会員に対し依頼会員の数が上回っている状況があり、利用制限や、必要時に順番待ちになるようなこともあるようです。

条件面|家庭との両立のために抑えておきたいポイント

ママ再就職 ワークライフバランス

求人募集中の企業はたくさんありますが、その中から、子育てと両立しながらも、無理なくやりがいを持って働ける環境を選びたいですよね。そのために抑えておきたいポイントを下記にまとめました。

譲れない条件と妥協点を決める

仕事探しをするうえで、「譲れない条件」と、「その条件が満たされるのであれば譲歩できる条件」というように、欲しい条件の中でも、それぞれ優先順位があると思います。それらをわかりやすくするためにリストに書き出してしまいましょう。
そうすることで、主軸となる「譲れない条件」を妥協せず、就職活動を進めていくことができます。
もちろん、すべての条件が満たされる仕事が見つかるのが一番ですが、叶わない条件もあると割り切ることが大切です。

ママが仕事を探すときに欲しい条件

子育てと仕事を両立しようと考えたときに、よく挙げられる条件にはこのようなものがあります。参考にして、優先順位を考えてみてください。

譲れない条件

・土日祝休み
・送迎時間に間に合う勤務時間
・急な欠勤や早退、遅刻に対応してもらえる
・子育てに理解ある職場
・自宅から通勤しやすく、子の預け先とも近い

譲歩できる条件

・雇用形態
・収入面

あったら嬉しい人気の条件

・時短勤務、時短正社員雇用
・フレックス勤務制度
・在宅勤務OK
・職場内託児所あり

ママに優しい!こんなキャッチコピーが入っている求人を選ぼう

ママ再就職 働くママたち

企業や職種によって、子育て世代をターゲットとして募集を行っている案件は実は少なくありません。
そういった企業では、上記の条件をカバーしているのはもちろん、同じような子育て世代がたくさん活躍していることを全面的に打ち出していることが多いです。
求人に「主婦(主夫)歓迎」や「主婦におすすめの求人特集」「女性活躍」「急な休みに対応します」「時短勤務OK」「保育士在籍」などの文言が入っている場合、まさにママ層を狙って募集をしているため、選考通過できる可能性が高く、子育てに理解のある環境が整っていることが想定されます。
大きなギャップなく安心して働いていくためにも、こういった求人を中心に仕事選びをするのがオススメです。

女性の活躍推進企業データベースを確認する

女性活躍推進法に基づき、常時雇用する労働者数が101人以上の企業(100人以下は努力義務)は、自社の女性の活躍に関する状況を把握し、課題分析することや、それらを踏まえた行動計画の策定と社内周知と公表、都道府県労働局への届け出が義務付けられています。
それらを取りまとめた女性の活躍に関する情報は厚生労働省の女性の活躍推進企業データベースで公表されており、年に一度更新されていますので、企業選びの際に参考にしてみてください。

まとめ

ママ再就職 子どもとの時間

いかがでしたでしょうか。

仕事と子育ての両立は大変なこともありますが、収入が増えることで余裕が生まれ、社会とのつながりを持つことで自己肯定感が満たされるなど、良い効果がたくさんあります。

今回ご紹介したお話をもとに、はじめの一歩となる就職活動の成功を心よりお祈りいたします。

ウイルテックは、従業員がライフステージにかかわらず仕事を続けられるように、産前産後休業制度や育児休業制度、介護休業制度、短時間勤務制度はもちろん、育児短時間勤務、子の看護休暇、育児目的休暇、所定外労働の免除、深夜業の制限など、男女ともに利用しやすい環境づくりに努めています。

また、ウイルテックが運営しているウイルタスでは、ママが活躍中&安心してお仕事していただける案件を多数ご用意しております。是非お仕事特集をご活用ください。

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