ワーママの転職を成功させるには｜後悔しないためのテクニックをご紹介

働くママいわゆる“ワーママ”とキャリアについて徹底解説。ライフスタイルの変化に伴い働く環境や働き方を変えたいけれど、勢いだけで失敗するのは避けたい！そんな頑張る貴方のために後悔しないワーママ転職成功術をご紹介。

1 転職失敗した…。ワーママが後悔した６つのあるある事例
2 ワーママが転職で後悔しないための事前準備
3 ワーママが転職で後悔しないための４つのテクニック
4 後悔しない職場を選ぼう！転職歓迎！ウイルテックのワーママ向け求人
5 まとめ

転職失敗した…。ワーママが後悔した６つのあるある事例

子育てに仕事にと、毎日忙しいワーママ。ただでさえ時間が限られているママたちが、少しでも生活に余裕が生まれて、仕事と子育ての両立がしやすい職場を望むのは当然のこと。
今後のキャリアや働き方、環境を良くするために一大決心をするワーママは実はたくさんいますが、中には勢いで転職してしまい失敗してしまった…という声も聞こえてきます。
そのような後悔をしなくても済むように、先輩たちの失敗例から学んでみましょう。

前職のほうマシだった！転職して待遇が悪くなった

とにかく今の環境を変えたいという強い思いから、よく考えず会社を選び、結果として以前よりも待遇が悪くなってしまったという事例があります。
忙しくついつい焦ってしまいがちですが、「立ち止まってよく考える」時間を意識的にとることが大切です。

通勤にかかる時間が長くなってしまった

今の職場より少し通勤時間が延びるけど、収入も増えて待遇が良いからここで働きたい！と思い選んだ会社でも、通勤距離が負担となり、あとになって後悔してしまいがちです。
お子さんの送迎や、お迎え後の買い出しなどの動線を考えたとき、本当に現実的な距離なのか、一歩踏みとどまってシュミレーションしてみましょう。

子どもの体調不良による欠勤や遅刻・早退に理解がない

入社前の選考で子どもがいることを伝えていて、会社側も了承の上の入社だったはずなのに、実際に勤務する現場はそんなことお構いなし。
子どもの体調不良などの理由で欠勤や遅刻をしたり、仕事中に呼び出され早退したりというワーママ特有の事情に対し、周囲の理解が得られず、これなら以前の職場のほうがマシだった…と働きづらさを感じてしまうケースもあったようです。

人間関係が悪い

こればかりは入ってみないとなかなか分からないことになりますが、以前の職場と比べて人間関係が悪くなってしまったという声も珍しくありません。
人間関係が悪い原因はさまざま考えられますが、転職前のほうが楽しかったと感じてしまうと、やるせないですよね。

蓋を開けたら子育てと両立できる環境じゃなかった

求人や面接では、子育て中の社員が活躍していて、ママでも働きやすい環境といったアピールがあったのに、ふたを開けてみたらギャップがあった！なんて声も上がっています。
確かに、子育て中のワーママが働く職場ではあったが、結婚出産以前からその職場にいるメンバーしかおらず、転職組の自分は肩身の狭い思いをする羽目になってしまった…なんていうエピソードや、実家のフルサポートなどがあって子育てより仕事にかけるウエイトが大きいワーママと比較され、なかなか周囲の理解を得られず居心地が悪かったなど、実態として働きにくい環境であったことが後悔に繋がるケースもあるようです。
選考段階で、同じワーママでもどんな人たちが活躍中なのか、どのような配慮がなされているのかなど、踏み込んだ情報を知れるいいですね。

そもそも自分に合わない仕事だった！

待遇面や環境、収入のみを優先してしまい、いざ入社したら自分に向いていない仕事だった…なんていうこともあるようです。
当然、条件面で譲れないことは優先するべきですが、業務内容が自分に適しているのか、今までの経験やスキルが発揮できるのか、未経験で挑戦できる職種だとしてもやりたいと心から思える仕事なのか、冷静に考えましょう。

ワーママが転職で後悔しないための事前準備

では、ワーママができるだけ後悔せず、効率よく転職を成功させるためにはどういった準備が必要なのでしょうか。

まずは落ち着いて自己分析

とにもかくにも、仕事選びで一番重要なのは、自分自身を正しく理解していることです。
ここをおろそかにしてしまうと、なかなか転職活動が進まず、ワーママであってもなくても転職は成功しないでしょう。

なぜ転職する必要があるのかを明確に

なぜ今の職場を離れたいと思ったのか、今の職場から離れどのようなことを改善したいのか、転職したい理由を整理しましょう。そうすることでおのずと次の職場で求める条件が見えてきます。

譲れない条件を決める

転職する理由が明確になったら、自分が求める条件を決めましょう。
ほしい条件の中にも、絶対に譲れないもの、ある程度譲歩できるもの、あったら嬉しい条件など、優先順位があるはずです。
紙に書きだすなどして明確にしておくことで、ブレずに転職活動を進めやすくなるはずです。

自分の強みを再確認する

転職するということは、今までの経験やスキルが少なからずありますよね。
ママとして多少職場から離れた時期はあったかもしれませんが、これまで頑張ってきたことはしっかり選考でアピールしましょう。
そのためには、具体的なエピソードや数値・資格とともに、自分の良いところを簡潔に伝えられるように準備しておきましょう。
数字や資格などで示せる強みがない方でも、継続力や実行力、主体性、プラス思考、探求心、ママになったからこそ得られた知見など、探せばきっと見つかるはずです。
身近な人に意見を求めたり、履歴書をハローワークなどで添削してもらうなど、周囲の力を借りて整理するのも一つの手です。

転職先に入社するまでにかけられる時間を考える

大半のワーママは家族みんなのスケジュールや時間軸を優先しなければならないことが多く、納得いく職場がみつかるまで転職活動を続ける！というよりも、この時期までには転職していたいなど、時間的な制約があることが多いはずです。
ゴール時期を明確にして、効率的にスケジュールを組んでいく必要がありますね。

↓その他にも自己分析に役立つテクニックをこちらに記載しています。ぜひ目を通してみてください。↓
再就職を目指すママへ！仕事探しがうまくいくヒントとコツをご紹介
 【転職】自分に合った仕事の探し方をご紹介｜簡単3ステップ！

ワーママが転職で後悔しないための４つのテクニック

自己分析で軸を定められたとしても、選考段階で転職先の実情を適切に見極められないと、後悔に繋がってしまいます。
今度は、入社前に聞いていた話と実際に入社した後の実態が全然違う！といった入社前後のギャップが少しでも抑えられるように、どういったテクニックが有効なのかご紹介します。

転職先の情報を収集する

求人サイトやハローワークなどで仕事を探すことになるかと思いますが、そこに記載されている内容をよく読み砕くだけでなく、会社の公式サイトで企業理念や方針、アピールポイントなどを確認しておきましょう。
インターネット上でさまざまな情報を得ることができますので、上手に活用しましょう。
なかには信ぴょう性に欠けるような情報もありますが、自身の判断で情報を取捨選択してください。

第三者の意見を知るためクチコミサイトを確認する

転職者層に向けて、企業ごとに現役社員や退職した社員のクチコミを掲載してまとめているサイトが複数あります。
そういったサイトで実際に働いている人の意見をのぞいてみるのもオススメです。
ここで注意したいのが、こういったクチコミはあくまでも投稿者個人の価値観に基づいた一つの意見であるため、すべて鵜呑みにするのは危険だということです。
企業によっては、人事担当者が一つ一つのクチコミに返信している会社もあります。
その返信内容などを読んで、企業側の課題に対する解決力や考え方を確認し、自分の価値観で判断するのも良い方法でしょう。

職場のリアルな声を知る

一番リアルな声を知るためには、実際に今働いている社員から聞くのが早い方法ですが、なかなか難しいですよね。
面接まで進むことができたら、面接官に直接気になることを質問したり、転職エージェントを活用する場合には、エージェント経由で確認してもらうなどの手段が無難でしょう。
ワーママを積極的に採用している求人の場合、先に面接官から説明があることが少なくない内容にはなりますが、ワーママとして気になる「実際に働いているワーママの人数」「お子さんの人数・年齢層」「ワーママの勤務実態」「どんな配慮をしてもらえるのか」「子育てに対する周囲の理解度」などは、ぜひ確認してみてください。

自分にとって育児と両立できる条件の職場かしっかり考える

選考を通過し晴れて内定が出たら、すぐにでも内定を承諾したくなってしまいますが、まずは立ち止まって冷静に考えましょう。
自分にとって本当に子育てと両立できる仕事なのか、今の職場より負担が増えることはないのか、子どもにしわ寄せがいくことはないか、夫や家族の理解や協力が得られるのか、再度考えてから承諾の返事ができるといいですね。
働き手に寄り添った企業であれば、数日程度は返事を待っていてくれるはずです。