社員インタビュー プレイヤーからマネージャーへ──ものづくりの楽しさを忘れずに、チームを育てる喜び社員インタビュー
エンジニアリング事業本部に所属するKさん。家庭やプライベートも大切にしながらプロジェクトマネージャー(以下PM)としてチームをまとめ上げています。社内開発プロジェクトの開発チームで日々技術を磨いているKさんにお話を伺いました。
目次
自分がどう動くかが人財育成を左右する。社内開発のPMとして、プロジェクトを成功に
現在は、パートナー企業の社員を含む10人のチームで、旧システムのデーターを新しいシステムに移行する作業を行っています。私はAsteria WARPというデータ連携ツールを使用して、データ変換や生産管理システムの環境構築、データ移行のテスト、補助ツールの作成などを担当しています。また、業務を統括し、チームメンバーに仕事を割り当て、チームをリードし、プロジェクトを成功に導く責任も持っています。
前職までPMはおろかプロジェクトリーダー(以下PL)の経験もなく、リーダーが不在時にサブリーダーとして代理の経験だけでした。ウイルテックに入社してから、PLを経てPMを任されるようになったので、リーダーシップやマネジメントについてはまだまだ勉強中です。
PMになり大切にしていることは、メンバーよりも、まず自分自身が仕事にきちんと向き合えているかという意識を持つことです。人を育てるというのは、自分の思い通りにいかないことも多くあると思います。そのような状況の中で、自分がうまく仕事を進めていくにはどうしたらよいのか、仕事を効率的に進めるためには、メンバーにどのように働きかければよいのかを常に考えています。
プレイングマネージャーをめざして──中高生からのめり込んだプログラミングの世界
私がプログラミングに興味を持ち始めたのは中学生のころです。最初はHTMLやCSSを使って、自分のローカル環境でサイトを作っていました。
高校生の時、母が参加していた異文化交流学会のサイトをWordPressを使って作成した経験があります。Web上にはたくさんの素敵なサイトがあり、自分で、そのようなサイトを作ることに楽しさを感じました。それがプログラミングに興味を持つきっかけとなり、大学時代には、より本格的にプログラミングに取り組み、3年生の時には友人4人と一緒にハッカソンに参加しました。
その時もいまのPMにもつながるようなサブリーダーとしてタスクの割り振りや管理、そして簡単なウェブサイトの作成を行い、プレゼンテーションも主導しました。
私たちのチームは、全チームの中でも総合的に高い評価を得て、優秀賞を受賞しました。その賞品として、福島県の鶴ヶ城で開催されたプロジェクションマッピングの運営に参加する機会を得ました。技術的な部分は素人なので直接触れることはできませんでしたが、お客様の案内を担当し、夜間でも見えるように照明を工夫するなど、案内方法を工夫しました。
大学卒業後、大手SIerに入社しました。
ここでは、開発を外部に委託していたので、保守をメインにほぼプレイヤーとしての仕事をしていました。上流工程やお客様との折衝といったスキルを身につけられたのですが、自分でも開発の経験を積んで、オールマイティに対応できるSEになりたいという想いが強くなり、転職を決意しました。
そして、転職先として選んだのがウイルテックです。
さまざまな開発の仕事に携われることはもちろん、他社よりも研修制度が充実していると感じたことが入社の決め手になりました。
私はこれまでほぼ独学でプログラミングを学んできたので、自分のスキルレベルを確認したいと思っていました。
ウイルテックでは、自分のスキルを知り、SEとしてスキルアップするための研修を受けることができると思いました。さらに、技術面だけでなく、プロジェクトマネジメントやリーダーシップに関する研修もあり、実践的なスキルを身につけることができる点に魅力を感じ、入社を決意しました。
若手でPM職を経験。立ち上げたチームを存続、発展させることが今後のミッション
入社後、開発で必要なソフトウェアを扱えるのは私だけでしたので、最初はプレイヤー兼PLとして仕事を進めていましたが、入社して半年ほど経つとPMとしてチームまとめてほしいと打診されました。プレイヤーとしての期間は短かったですが、早い段階からPMとしての貴重な経験を積むことができることに喜びを感じました。
今はメンバーの成長を感じられる瞬間が何よりのやりがいです。
チームメンバーとのコミュニケーションにおいて、率直な意見を述べる雰囲気を大切にしています。私は、メンバーが私に何でも話せる安心感を持ってもらいたいと考えています。熱が入ると、メンバーに育ってほしいという思いから厳しい言葉が出てしまうこともありますが、ゆっくり話すことや柔らかい言葉を使うように心がけています。周囲の素晴らしいチームワークを目の当たりにしてきたので、そのスタイルを参考にしています。
また、毎日が挑戦の連続で、自分を更新していかなければならないところにやりがいを感じています。物事を進めるために自分が中心になる必要があるので、視野が広がるところも楽しいです。
ウイルテックはこれまで派遣事業がメインだったため、私が担当している社内開発プロジェクトはまだまだ試行錯誤の段階にあります。将来的には、お客様の信頼を得て担当範囲を広げ、社内の開発チームを成長させ、会社の利益に貢献したいという意欲を持っています。
プライベートでも仲間と一緒に遊ぶためのゲームの環境作りを楽しんでいます。私は仲間と協力して何かを作り上げたり、人のために動いたりすることが好きです。ゲームをする時も、自然と土台となる環境作りを担当している自分がいます。
親しみやすい強みを活かし個々の能力を向上。PMとして育成と会社への貢献をめざす
私は、親しみやすさが自分の強みだと考えています。指示はもちろん出しますが、チームのメンバーが自ら考えて行動できる環境を作り上げることで、個々の能力向上を促しています。前職では、リーダーシップが高く評価されました。それ以来、自分はプレイヤーよりもPMやPLの方が向いているのかもしれないと漠然と考えるようになりました。
大学時代には、100名以上の大規模なゲーム制作サークルで代表に選ばれた経験もあります。まだまだ未熟な部分もありますが、そのポジションで頑張りたいと思っています。
周囲からはバリバリと働くイメージを持たれていますが、仕事だけでなく家庭も大事にしています。
仕事と家庭の両立のために、残業がある日は15分でできる時短料理を作り、洗濯物を畳むのはもうやめました(笑)。洗った後は夫用と私用のかごに分けて入れ、シワになると困るものだけハンガーにかけています。洗濯機は乾燥機能付き、食器洗いは食洗器など便利な家電をフル活用しています。また、チーム内で話し合って在宅か出社かを柔軟に決めて、在宅の時は1時間半の通勤時間を家事に当てています。
今後の目標は、社内開発(受託開発)の部署を確立することです。上司がさまざまな苦労を経て作った社内の開発チームを存続・発展させ、会社の利益となる部署として確立していきたいと思います。PMとして予算管理やチームビルディングなどを強化し続け、これからも、チームの育成と会社への貢献をめざしていきたいと思っています。
ウイルテックは、技術的な研修だけでなくリーダーに関する研修も提供しているので、自分のアイデアを形にしたい方やPL、PMを目指す方にとって最適な職場です。30歳でPMを務めることは貴重な経験だと考えています。そのため、新卒・中途入社のエンジニアにも積極的に活躍してほしいと思っています。
※ 記載内容は2024年5月時点のものです。
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