社員インタビュー コミュニケーションスキルを糧にメンバーと 一致団結して取り組むロボット事業
サービスソリューション事業部のYさんは2022年に始動したロボット事業で主任技師を務め、全国各地の倉庫にロボットを導入する仕事をしています。最初はコミュニケーションが苦手だったYさんですが、今では、コミュニケーションを大切にして仕事をしています。今のスタイルにたどり着くまでの経緯やロボット事業への想いを語ってくださいました。
目次
ロボットと切り拓く、自動化の最前線。大切なのはお客さまとの信頼関係
ウイルテックでは、2022年に本格的にロボット事業を立ち上げ、新しい領域に挑戦しています。私たちの仕事は、ロボットの導入からアフターサポートまでロボットメーカーと一緒に行うことです。新しい倉庫や工場にロボットを搬入し、ゼロから仕組みを立ち上げてロボットを導入していきます。
現在、私が主に担当しているのは、『ケースハンドリングロボット』です
物流業界で深刻な人手不足問題。そんな課題を解決する救世主として注目を集めているのが、「ケースハンドリングロボット」。人が立ち入れない専用のエリアで活躍する背の高いロボットで、2024年問題と呼ばれる物流業界の人材不足問題にも対応できます。
近年、様々な産業で人手不足が深刻化しており、自動化によるロボットの活用がますます期待されています。「ケースハンドリングロボット」は、まさにその期待に応える存在と言えるでしょう。
私が関わっている導入先は、全国12ヶ所あります。導入には最低1〜2ヶ月かかりますが、場合によっては4カ月から半年ほどかかることもあります。
ロボットを導入する際は、まず現場に搬入し、初期不良がないかを確認します。その後、現場環境に合わせてセットアップを行い、最終的にはお客様の運用に合わせた微調整を行います。
ハードウェアとソフトウェアの両方の調整が必要で、プログラミングの知識も必要です。
ウイルテックには5人のエンジニアがおり、それぞれが現場で仕事をしています。出張が多く、様々な地域に行って忙しい日々を送っています。 仕事で一番大切にしているのは、お客さまとのコミュニケーションです。ビジネスパートナーとしてお客様からの信頼を獲得するために頻繁に話し合いをしています。また、どんな仕事でも一つ一つ責任を持って遂行することも大切にしています
未経験から始めたエンジニアの仕事。そして営業職で学んだコミュニケーションスキル
エンジニアとしてのキャリアは、ウイルテックへの入社から始まりました。
大学生の時に1年間休学してウイルテックに契約社員として入社。当時は太陽光発電機器のメンテナンス事業が立ち上がったタイミングで、社員である兄に誘われたのがきっかけでした。
エンジニアとしてのスタートを切りましたが、当時は特に目標もなく、大学を中退。今後のキャリアを考えた時に「自分を変えたい」という思いからエンジニアではなく、営業職に就職しました。当時は人と話すことが苦手だったので、営業の仕事をすれば克服できるかもしれないと考え、一般家庭への飛び込み営業を経験しました。
営業職に就く前は人と話すことが苦手でしたが、コミュニケーションは仕事に重要なスキルだと感じ、克服することに努力しました。人と一緒にいるときに黙ったままでいると、空気が気まずくなることがありますよね?だから、明るく会話をしてみるだけで、お互いの気持ちも楽になりますし、コミュニケーションが図れると仕事がスムーズに進むことがわかりました。あまり話のネタを持っていないので話し始めが苦手です。だから自分から積極的に話しかけるよりも、人が話しているところに笑顔で寄って行って話を聞きながら、そこから展開していく感じです。まずは壁を作らずに相手の話を聞いて、些細な話しも楽しんでいます。
しばらくして健康状態が悪化して営業職を辞めることになりましたが、再びウイルテックに誘ってくれたのは、兄でした。
ウイルテックに戻ってからは、レジスターの導入や太陽光発電機器のメンテナンス、ドローンでの点検など、さまざまな仕事を経験しました。そして現在は、ロボット事業のチームで働いています。
私は専門的なことを学んでいないので、ほとんどが現場で覚えていくスタイルでした。太陽光発電機器のメンテナンスやレジスターの導入に必要な知識やスキルも、現場で吸収してきました。
ロボットメーカーと共に課題を解決。信頼を紡ぎ、チームの力を最大限に引き出す
現在は、主任技師としてチームを率いる立場にいます。常に心がけていることは、お客様やチームメンバーとコミュニケーションを取り、協力しながら仕事を進めていくことです。
私自身、知識が豊富なタイプではありません。だからこそお客様の満足度向上のためにサービスの質を向上させることが重要だと考えています。ロボット分野には、まだまだ未知の課題が山積みですが、皆で知恵を出し合いながら、着実に解決していきたいと思っています。
新しい課題や問題に直面した時は、自分なりの仮説を立てて実際に試すことが大切です。その過程で問題が解決された時の喜びは何よりも大きく感じます。 私にとって、仕事は向き不向きではなく、成長の機会だと考えています。自分の気づきを整理し、新しいことに挑戦する意欲を持つ人と一緒に働けることが楽しいです。
ロボット事業の立ち上げ期には、想定外の出来事も多々ありました。
原因が不明なエラーが発生した時は大変でした。中国のロボットメーカーの場合、対応マニュアルが全て中国語で書かれており、最初はどのように詳細情報を得れば良いのか分からず、メーカーの日本支社に問い合わせるしかない状況でしたので苦労しました。
将来的には、マニュアルを日本語に全て翻訳できれば良いと考えていますが、資料の量が非常に多いため、すぐには取り組むことができません。
セッティング段階でのエラーだけでなく、導入していただく企業様が増えれば、それに伴う様々なトラブル対応のケースも増えるので、まずはヘルプデスクの立ち上げを優先しています。
ロボット事業は、まだ始まったばかりですので、手応えを感じつつも課題は山積みです。
ロボットメーカーと一緒に成長できることは非常にやりがいを感じます。ただ、導入後のアフターサポートへの要望が多く、お客様それぞれに合わせた対応が求められる負担もあります。事業の拡大に伴い、チームメンバーも増やしていきたいと考えています。
未知なる領域に挑む先駆者として、次世代のエンジニアを育む
チームのリーダーエンジニアとして、次世代の人材育成にも力を入れたいと考えています。
ロボット事業はまだ始まったばかりで、自分自身も日々勉強です。だからこそ仕事が面白いのだと感じます。お客様のニーズに応えるためにも技術的な知識を深めてチームのリーダーとしてマネジメント能力も向上させたいと考えています。
私はエンジニアとしてのキャリアを未経験からスタートしました。エンジニアの仕事は大変そうに見えるかもしれませんが、専門知識がなくても、実務でしっかりと学べば、充分に遂行できる仕事です。以前は人間関係構築が苦手でしたが、今ではここで働く皆さんと円滑にコミュニケーションを取れるようになりました。皆さんにも仕事を通じて多くの学びを得てもらえたら幸いです。
ロボット分野は今後も大きく発展していく土壌があると感じています。経験がなくてもやる気さえあれば、誰にでもチャンスがあります。興味を持たれた方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。
ウイルテックの魅力は「人の良さ」です。
私は積極的にさまざまな方に話しかけに行くのですが、上司もメンバーも、皆いい人ばかりです。わからないことがあれば教えてもらえるし、悩みがあれば相談に乗ってもらえます。親しみやすい雰囲気の中で、のびのびと働くことができます。私はここでたくさんの仲間に出会い、支えられてきました。ウイルテックで働けて本当に良かったと思っています。
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※ 記載内容は2024年5月時点のものです