【半導体】暮らしを支える縁の下の力持ち!4つの役割とは?!
半導体は、普段目にする機会が少ない分「なんとなく重要?!」など、ぼんやりとしたイメージの方も多いのでは?実は、半導体は普段から私たちを陰で支えている『縁の下の力持ち!』そのものなのです。そんな半導体について役割から一緒に学んでいきましょう。
はじめに
半導体は、わたしたちの暮らしを支えている縁の下の力持ちです。中でも、皆さんが毎日使われているスマートフォンがその一例であり、一番重要な心臓部分に半導体は組み込まれています。
しかし、スマートフォンを日常使っている中で、半導体を意識することはなかなかないのではないでしょうか。
そこで今回は、半導体が家庭や社会において使われているものや、役割、そのほかいま話題となっている半導体不足についてもわかりやすく解説していきます。
【半導体】家庭や社会で使われているもの
半導体は、家庭や社会においてさまざまなものに使われています。
家庭
〇テレビ 〇エアコン 〇炊飯器 〇洗濯機 〇電子レンジ 〇ゲーム機 〇スマートフォン 〇パソコン 〇プリンター 〇LED電球 〇太陽電池 〇自動車など
社会
〇銀行ATM 〇電車の運行 〇インターネット・通信などの社会インフラなど
たとえばエアコンは温度センサーとして、炊飯器は半導体が火力を細かく制御しおいしく焚き上げます。電車においては、車両ドアの開閉やブレーキの制御などに使用されています。この他、電気を使って動くほとんどの製品の中には半導体が使われています。
【半導体】4つの役割
半導体は、以下の4つの役割を担っています。
1. 電気を光に変換
2. 光を電気に変換
3. 一定の方向に電気を流す
4. 電気のON/OFFの切り替え
上記の4つの役割からも分かるように、半導体は縁の下の力持ちとなりさまざまな家電製品や自動車などにおいて重要な役割を果たしているのです。
【半導体】不足って本当?!
半導体は、2020年の秋以降くらいから不足の状況が続いています。
原因はいくつかあげられますが、一つに新型コロナ感染拡大に伴う世界的な経済停滞や工場の稼働停止・閉鎖が相次いだというものです。
しかし一方で、生活様式が変わりリモートやオンラン化が加速、パソコンやタブレットなどの急激な需要の増加によって、需要と供給のバランスが崩れ半導体不足となってしまったのです。
近年、スマートフォンの価格が高騰した背景にもこうした半導体不足が大きく関わっています。ただ、各国や各企業での製造力強化によって、2023年頃には供給力も上回ってくると言われています。
まとめ
今回は、半導体について家庭や社会で使われているものや、4つの役割、半導体不足についてわかりやすく解説いたしました。
半導体は普段目にすることこそあまりありませんが、私たちの生活に欠かせない重要なものであり、まさに『縁の下の力持ち!』そのものです。