工場用語辞典

板金加工やレーザー切断などの分野では、「ネスティング」は材料の無駄を減らすための配置最適化を意味します。

■ ネスティングの意味

材料（鉄板、木材、アクリル板など）から多数の部品を切り出すときに、部品の形をどう並べると材料を最も効率よく使えるかを計算・設計することを「ネスティング」と言います。

▶ 例：金属板からの部品切り出し

ある長方形の鉄板から、さまざまな形の部品をいくつも切り出す場合、
無計画に並べると**材料が大量に無駄になる（歩留まりが悪い）**が、
ネスティングソフトを使って最適配置すれば、材料ロスが最小限になる。

● 使用される場面

• 板金加工
• レーザー切断
• 木工加工
• アパレルの裁断工程　など

● メリット

• 材料コスト削減
• 生産性向上
• 工程短縮