工場用語辞典
インクジェットプリンター 【よみ】 いんくじぇっとぷりんた 【英語】 inkjet printer
インクジェットプリンターは、インクを微細な粒子にして噴射することで、紙に文字や画像を印刷するプリンターです。家庭用、オフィス用、業務用など、幅広い用途で利用されており、近年では高画質化や多機能化が進んでいます。
インクジェットプリンターの仕組み
- データ処理: パソコンやスマートフォンなどの機器から送られてきたデータは、プリンター内部で画像情報に変換されます。
- インクカートリッジからのインク供給: インクカートリッジから必要な色のインクが、プリントヘッドと呼ばれる噴射装置に供給されます。
- インク噴射: プリントヘッドには、微細なノズルが多数あり、これらのノズルからインクが微細な粒子となって噴射されます。
- 紙への印刷: 噴射されたインク粒子は、紙の上を動きながら、必要な場所に付着して画像を形成します。
インクジェットプリンターの主な種類
- カラーインクジェットプリンター: 黒、赤、黄、青の4色インクを使って、カラー印刷を行うプリンターです。写真印刷やイラスト印刷などに適しています。
- 顔料インクジェットプリンター: 黒、赤、黄、青の4色顔料インクを使って、耐水性や耐光性に優れた印刷を行うプリンターです。文書印刷や図面印刷などに適しています。
インクジェットプリンターのメリット
- 高画質: 微細なインク粒子を噴射することで、高画質な印刷が可能になります。
- 低価格: レーザープリンターに比べて、本体価格やインクカートリッジ価格が比較的安価です。
- コンパクト: レーザープリンターに比べて、本体サイズがコンパクトで場所を取らない。
- 静音性: 動作音が静かで、オフィスや家庭でも使いやすい。
インクジェットプリンターのデメリット
- 印刷速度: レーザープリンターに比べて、印刷速度が遅い。
- ランニングコスト: カラー印刷の場合は、インクカートリッジの消耗が早く、ランニングコストが高くなる。
- 水濡れ: 印刷されたインクは水に濡れると滲んでしまう。
インクジェットプリンターを選ぶ際の注意点
- 用途: 写真印刷、文書印刷、図面印刷など、用途に合わせてプリンターを選ぶ必要があります。
- 印刷速度: 印刷する量が多い場合は、高速印刷対応のプリンターを選ぶ必要があります。
- ランニングコスト: カラー印刷の場合は、インクカートリッジの消耗量が少ないプリンターを選ぶ必要があります。
- 解像度: 写真印刷の場合は、高解像度のプリンターを選ぶ必要があります。
- インクカートリッジ: インクカートリッジの種類や価格を比較する必要があります。
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