工場用語辞典

基盤 【よみ】 きばん 【英語】 basis

「基盤」という言葉は、文字通り物事の基礎となる部分や、土台となるものを指します。しかし、その使われ方は多岐にわたり、抽象的な概念から具体的な物まで、様々なものを指し示す言葉です。

基盤の多様な意味合い

  • 物理的な基盤:
    • 建物の基礎や土台、道路や橋などのインフラストラクチャー
    • 電子機器におけるプリント基板(電子部品を実装するための板)
  • 抽象的な基盤:
    • 経済活動を支える金融システムや法律、規制
    • 社会生活を支える教育制度や医療制度、社会インフラ
    • 理論や概念を支える基本的な原理や前提
    • IT基盤とは、企業が利用する業務システムや情報システム、個人ならばインターネットや便利なアプリケーションなどを利用するために必要不可欠な資材などを指します。

基盤の重要性

基盤は、物事を成立させ、発展させる上で欠かせない要素です。強固な基盤があることで、物事は安定し、持続的な成長が可能になります。例えば、安定した経済基盤は、企業の発展や人々の豊かな生活を支え、充実した社会基盤は、人々の安全で快適な暮らしを保障します。

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基盤と基板の違い

「基盤」と似た言葉に「基板」があります。基板は、電子部品を実装するための板であり、電子機器の内部で電気回路を構成する部品のことです。つまり、基板は物理的な部品を指し、基盤はより広範で抽象的な概念を含む言葉と言えます。

基盤は、物事の基礎や土台、根本を意味する言葉です。「社会の基盤を築く」や「経済の基盤産業」など、抽象的な概念を含む言葉と言えます。