工場用語辞典
2：6：2の法則 【よみ】 にろくにの法則 【英語】 2:6:2 rule
パレートの法則の発展形、「世界は20％の富裕層・高額所得者と、60％の庶民層、20％の貧困層で構成される」、あるいは「企業では、20％の人材が生産性の高い働きを見せ、60％は平均的、20％は成果に貢献できていない」など、1つの概念として定着していった法則である。
「どんなに頑張っても、20％の人に邪魔される・嫌われる」という結果になり。 逆に「どんなに我が道を歩もうとも20％の人は支持してくれる」などとも捉えることもできる。
面白いのは、怠け者の下位20%を駆除したとしても、残された80%のうち20%がまたサボり始め、逆によく働いていた上位20%を間引いたとしても、残された80%のうちの20%が積極的に働くようになるという点である。
マネジメントの方法としては、3つに分類した層のそれぞれに異なる課題を与えるなどの必要性がでてくる。