工場用語辞典
基盤 【よみ】 きばん 【英語】 basis
基盤は、物事の基礎や土台、根本を意味する言葉です。「社会の基盤を築く」や「経済の基盤産業」など、抽象的な概念を表す際に使われます。
基盤と基板
「基板」と「基盤」は、全く異なる意味を持つ言葉です。電子機器に関する文章を書く際には、「基板」という言葉を使うようにしましょう。
基板と混同されて使用されることも多く、「半導体のきばん」は「基板」”板”である。言葉 | 意味 | 使われる場面 |
基板 | 電子部品を実装するための板状の絶縁体 | 電子工学、電気工学 |
基盤 | 物事の基礎や土台 | 社会、経済、哲学など幅広い分野 |
なぜ混同しやすいのか?
- 漢字が似ている: 「基」という漢字が共通しているため、見た目が似ており、誤って「基盤」と書いてしまうことがある。
- 意味が異なる: 具体的なもの(基板)と、抽象的な概念(基盤)を指すため、意味の区別がつきにくい。
どちらを使うべきか?
電子機器に関する文脈では、間違いなく「基板」が正しいです。「基盤」という言葉は、電子機器の部品を指す場合には使用しません。