工場用語辞典

キーパッド 【よみ】 きーぱっど 【英語】 key pad

キーパッドとは、数字や記号、アルファベットなどのキーが配置された、小さな入力装置のことです。一般的に、コンピュータのキーボードよりも小型で、限られた数のキーが配置されています。主に、数値の入力簡単な操作を目的として使用されます。

キーパッドの種類と特徴

キーパッドには、大きく分けて以下の種類があります。

  • 数字キーパッド: 数字キーのみが配置されたシンプルなタイプ。電卓や電話などでよく見られます。
  • テンキー: 数字キーに加えて、小数点キーや演算記号キーなどが配置されたタイプ。パソコンのキーボードの右側に付いているものが一般的です。
  • ファンクションキー: 特定の機能を実行するためのキーが配置されたタイプ。家電製品のリモコンや、工業用機器の操作パネルなどに見られます。
  • アルファベットキー: アルファベットキーが配置されたタイプ。携帯電話やスマートフォンなどでよく見られます。

キーパッドの用途

キーパッドは、様々な機器で利用されています。

  • 電話: 固定電話や携帯電話のダイヤル操作
  • 電卓: 数値の入力と計算
  • ATM: 金額の入力
  • POSレジ: 商品のコード入力
  • 家電製品: テレビのリモコン、電子レンジの操作パネルなど
  • 工業用機器: 機械の操作パネル
  • ゲーム機: ゲームの操作

キーパッドのメリット

  • 操作の簡単さ: キー数が少ないため、誰でも簡単に操作できます。
  • コンパクトな設計: 小型化が可能で、狭いスペースにも設置できます。
  • 耐久性: 頻繁な操作に耐えられるように、丈夫な素材で作られていることが多いです。

キーパッドのデメリット

  • 入力できる情報が少ない: キーボードに比べて入力できる情報が限られます。
  • 複雑な操作には不向き: 大量の文字入力や複雑な操作には適していません。

キーパッドは、シンプルな構造と操作性の良さから、様々な機器で利用されています。特に、数値の入力や限られた範囲の操作を行う場合に適しています。しかし、複雑な操作や大量の文字入力を行う場合には、キーボードの方が適しています。