工場用語辞典
労働者派遣法 【よみ】 ろうどうしゃはけんほう 【英語】 Worker Dispatch Law
労働者派遣法とは、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」の略称。
派遣会社に対して、
派遣労働者の就業条件を明示すること、派遣労働者の安全衛生を確保すること、派遣労働者の教育訓練を行うこと、派遣労働者の雇用管理を行うことなどを義務付けている。
派遣先に対しては、
派遣先の都合により派遣契約を解除する場合には、派遣労働者の新たな就業機会の確保や休業手当などの支払いに要する費用の負担 などの措置をとることを義務付けている。
労働派遣法は、1985年の制定より随時見直され派遣会社、派遣先双方とも課せられる項目は年々追加されており、労働者を保護するために強化されている。
”派遣労働者の保護と派遣事業の適正な運営の確保を図るため”に重要な法律である。